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人間は考える葦なのですよ

さっきTVで「バカの壁」という本の著者が出てて思わず聞き入ってしまいますた。一方的ではあるけれど成る程なー、と共感も多く。
バカの壁というのは要するに偏見、思い込みのことのようです。これはこうであるという固定観念が人の成長を止めるのだということ。脳味噌を動かさないことで人の進歩は止まるということ。
とくに頷いたのが、例えば何かの折に反論したとして、じゃあどうしたらいいの、と問う人があまりにも多いということです。答えを要求して、けれど与えられた答えに従うだけでは何の進歩も得られない。
サポート板やQ&A板で良く見かけます。〜〜するにはどうしたらいいですか。明らかに調べても居ないような発言が多すぎるんですよ。今の人って辞書すら引かないそうですね?それで、自分は初心者だから、自分は分からないから、と主張するわけです。ではお前は分かるように努力したのか。と。
著者の発言で更にこんなのがありました。ナンバーワンではなくオンリーワンであればいいというあれですね。オンリーワンだから大丈夫なんだって、自分を肯定しているようだけど、それでは結局先へは進めない。自分はダメだけれど、それも自分なんだ、って一見美談だけど視線変えればそこで妥協してるって話だよね(笑)もちろんそれが悪いことだとは思わない。けど、あからさまに勘違いしている人が多すぎる。
別にいいですけどね。それは結局その人が成長しないだけですから。ただ私は人としての魅力は全く感じません。私の尊敬する人は特別何かに優れている人ではなく、向上心を持つ人たちです。泣いて這いずって落ち込んで、それでも最後には前を向ける人です。自分で考えることが出来る人です。
ボタン1つじゃ世界は変わらない。機械でもゲームでもないのだから。人が作った物なんて所詮与えられた物に過ぎないんだから、自分で火を起こして自分で薪をくべることが成長に一番必要な要素なのだと。それだけで世界が変わるということを知るといい。人生楽しいよ?(笑)

どうでもいい話、うちのサークルはサークル内にいくつかの部門があるんですが、その部門は最近若い子(大抵2年)がやるんですよ。飲み会幹事も若い子が。なんか後輩の方針なんだけど(笑)一年間見てて、それを経験してきた子たちはやっぱり大人になったなと思います。他の同年代の子と比べてね。
例えば参加率が悪くて悩んだりとか、飲み会までの進行とか、そうゆうのを教えるのではなく考えさせるんですね。もちろん先輩に相談しながら。こうなんですけど、ていうと、じゃあどうしたらいいと思う?て聞き返すわけですよ。そこで考える姿勢がある子はやっぱり成長早いよ(笑)出来ない子も居るけれど、やっぱりそれも努力次第だと思う。ゆっくりだけど確実に、大人になっていくしそうゆう過程を見るのは楽しいです(笑)

…話が逸れてきた気がする(笑)とにかく現状に嘆くよりも、一通り凹んだら、さてどうしよう、て考えられるといいよね。分からないことがあったら調べたりとか。知らないままでいいと思う人間に成長は無い。そのくせ、自分はダメだとか落ち込む人を慰める寛容さは私にはありません(笑)

…最も、それが自分がキツい要因ではあるんですが(HAHAHA!)

まぁそんなことを何だかんだと言いつつ、出来ねぇもんは出来ねぇんだYO!とか俺ルールで突っ走る人とか超好きですけどね!(笑顔)
私の好きな言葉というか詩というか、は、あれです、三代目魚武濱田成夫の。

世界が終わっても気にすんな 俺の店はあいている。

もう大好き。
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