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患者名呼びません…個人情報保護法施行で病院が安全策
（前略）
　東京慈恵会医科大付属病院（東京都港区）は今夏までに、外来受付や会計窓口で、患者に番号カードを配布して呼ぶようにする。一部の科では、発券機導入まで暫定的にポケットベルを渡して呼び出す。
（中略）
　世田谷区内の私立病院は、誰が入院しているか他人に分からないよう、病室から患者の名札を外した。病院の理事長（７５）は「『入院しているのを教えたくない人に知られた』と裁判を起こされでもしたら困る。ミスが起きないように注意する」と話す。

なんかもうここまで来ると、どうなの、て気がします。
知られたくないなら遠くの病院行けや。と。
個人的には番号で呼ばれる方がよほど気分が悪い。私には私の名前がある。私という名前がある。私は私の名前で呼ばれることが、私がそこに存在しているのだという証明になると思ってる。
例えば誰かの日記で自分の名前が出たときに嬉しいと思うのはそうゆうことと思う。
その人の中に自分があるということの証明。８番さんがとか言われてもそれは私を示す私のものではない。名前を通して私を見るはずなのに番号を通して書類見られても、ねぇ。国民の背番号制が批判を受けたのは何のためだと思ってるの。

というか個人情報個人情報て気にしすぎなんですよ。リスクマネジメントは大事ですが、変な方向に進んでる気がする。隠さなければならないのは整形されたデータであって、各人の個性ではないはずだ。
なんかいつぞや病気の話とかもしたんですが、例えばちょっと腹痛いだけで、ちょっと検査に異常値が出るだけで、ものっそ神経質になるんですよ。人間なんてナマモノなんだから良くある話です。正常値なんて結局平均値でしかないんだから。
当然逃してはいけない数値や症状もあるわけですが、なんだかなー。ホント神経質すぎる気がする…。もうちょっとこう、自然のままに生きた方が楽ですよ人生（笑）

名前まで隠して生きていかなきゃ行けない人生なんでまっぴらごめんです。